【体験レポート】名門イルカ大学のドルフィンスイムツアーで子連れイルカに遭遇

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イルカ

*2020 年に導入された新規定により、イルカに船で接近し一緒に泳ぐツアーは実質不可能となりました。ドルフィンスイムのツアーの多くはドルフィン「ウォッチング」として形を変えて続行されています。

ドルフィンスイムとは

みなさんはドルフィンスイムに参加したことはありますか?

まず「ドルフィンスイム」を端的に言うと、船でイルカのいるポイントへ出ていき、実際に野生のイルカと一緒に泳ぐアクティビティです。
ハワイには複数のツアー会社でドルフィンスイムを催行していますが、基本的なイルカを見る流れは一緒。
ツアー会社やプランによって食事があったり、この記事にも出てくるハワイアンダンスがあったりと、少しずつ差別化されていますのでお好みのものを選びましょう。

海に入る際は救命胴衣と足ヒレ、シュノーケルをつけるので、泳ぎの得意でない方、お子さんでも楽しめると思います。
大抵の場合は日本人のスタッフもいるので英語ができなくても心配いりません。

きっと素敵なハワイの思い出になると思いますので、もしまだ参加したことないという方はぜひ続きを読んでみてください。
イルカと泳ぐ気持ちよさや感動が少しでも伝わってくれたら嬉しいです。

ツアー予約情報:ドルフィンスイムのツアープラン一覧

名門イルカ大学

さて今回はというと「名門イルカ大学」のドルフィンスイムツアーに参加してきたのですが、「名門イルカ大学」を運営するイルカハワイLLCは他にも「ワイキキ名門カメ大學」や「ワイキキサンセット花火ツアー」、さらにはハワイ島でも「マンタ大学」を運営していたり、色々ツアーを持っている会社です。

今回参加した「イルカ大学」もイルカ先生、そしてカメ教授に自然を通して色々教えてもらおうというスタンス。アクティビティも 1 時間目 : 野生のイルカと泳ぐドルフィンスイム、2 時間目 : シュノーケリング/マリンアクティビティ、3 時間目 : ハワイアンダンス体験、という風に学校の時間割り風になっています。

ここからは実際に「名門イルカ大学」のツアーに参加した際の流れを紹介します。

7:30 出港と 11:00 出港の回があるみたいですが、午後の時間も欲しいので 7:30 出港の回に参加しました。

アクティビティの流れ

  • 05:30-06:00 ワイキキのホテル近くの集合場所でピックアップ
  • 07:00 オアフ島の南西ワイアナエ・ハーバーへ到着
  • 07:30 ワイアナエ・ハーバーからクルーズへ出発
  • 野生のイルカ、ウミガメなどを探しながらのクルーズ (約2時間半)
    • エホマイ(ハワイの伝統民謡)詠唱
    • 1時間目:野生のイルカとのシュノーケル
    • 2時間目:熱帯魚、ウミガメとのシュノーケル
    • 3時間目:ハワイアンダンス体験
  • 10:30 クルーズ終了
  • 10:45-13:00 ワイアナエ・ハーバーを出発。ワイキキまたはコオリナ地区指定ホテルへ

ワイキキでピックアップ

まずは事前に指定されていた通り、午前 6 時に集合場所へ。
集合時間や集合場所は宿泊しているホテルによって変わるので、確認しておきましょう。ちなみに水着は事前に着た状態で行きます。

待っていると時間ピッタリにイルカ大学の送迎バスが来ました!これに乗り込み島の西側にある港(ワイアナエ・ハーバー)へ向かいます。

今回のガイドさんはミナコさんというとてもパワフルなお姉さん。道中アクティビティの内容や注意点を面白おかしくしてくれました。目的地の港まではちょうど1時間程度。

ワイアナエ・ハーバーへ到着

港へ到着するとトイレ休憩の時間があります。

また、ウェットスーツのレンタル希望者はこのタイミングで料金を支払います。大人10ドル、子供5ドルになりますが、まぁ10ドルぐらいなら借りておいた方が間違いはないかなという感じで、参加者の大半は借りていました。

以前別のツアーできた時には港のトイレが使えたんですが、今回はなぜかそのトイレが封鎖されていて隣に設置された仮設トイレを使うことになっていました。これがだいぶ汚かったので特に女性は辛いかも。。
イルカ大学の場合は船の中にもトイレがあるそうなので、もしかするとそっちの方が良いかもしれません。

ガイドのミナコさんから出発前の説明を聞いた後、特別にルアウでミュージシャンもしている方が2曲披露してくれました!美しい声とウクレレの音色で癒されます。

出港

もうすぐ海へ出発。このボートに乗り込みます!

船に乗ったらウェットスーツ、シュノーケル、フィン、そして救命胴衣を受け取ります。

出発すると早速、「エホマイ」というハワイ語のチャント(祈り)の歌詞が書かれた紙とプルメリアの花が配られました。
海への感謝とツアーの成功を願いつつ、全員でチャントを歌って花を海に投げ入れます。ハワイの人たちは自然をとても近くに感じているように思います。

ドルフィンスイム

しばらくボートで移動かと思いきや、なにやらすぐにボートが止まりました。
この日はイルカ達が港の近辺にいたようで、港を出てすぐのポカイ湾でドルフィンスイムをすることになりました。港もまだ見えているぐらいの近さ!

みんな慌てて船の降り口近くにスタンバイ。遠くからもイルカ達の背中が見えています。
ちなみに海に入るのが不安な方は、海へ入らず船上からイルカを見ることもできます。

クルーの合図で次々と飛び込んでいきます!

海に入ったらクルーの声に耳を傾けましょう。
クルーの人たちが大きな声で「下見て!」「山の方!」などとイルカの方向を教えてくれるので、とにかく言われる方向へ頑張って泳いでいきます。

母乳を飲みながら泳ぐ子供の姿も!

今回はイルカたちがリラックスしていて、しかもお遊びモードだった。
ゆっくり私たちの真下を泳ぎながらくるっと回ったり、上に上がってきたときにはジャンプをしてくれたり。

今回は3回ほど群れに接近できて、無事参加者全員が生のイルカを見ることができました!

シュノーケリング

イルカとの夢の様な時間を堪能したら今度は2時間目、シュノーケリングへと向かいます。

移動中の船の上でチップスとグラノーラバーをもらいました。イルカを見るのに結構体力を使ったのでエネルギー補充。

少し北へ船を走らせ、マカハビーチパークの沖でシュノーケリング。
シュノーケリングの他にもSUPやカヤックで遊ぶこともできます。

船から降りるとすぐに黄色い魚の群れ。
これはミレットシードバタフライフィッシュというチョウチョウオの仲間で、ハワイの固有種。つまりハワイにしか生息していない貴重な魚です。

そしてホヌことアオウミガメ。水面で呼吸をして下に戻っていくところ。
触ることは法律で禁止されているので気をつけてくださいね。

ホヌは 2 匹も見れました。イルカもホヌも見られてみんな大満足。

ハワイアンダンス体験

締めくくりの 3 時間目は、船上でのハワイアンダンス体験。
はじめにクルーが踊りの見本を見せて、それをみんなで踊ります。曲もかなりノリの良い曲でコミカルなダンスでした。

ワイキキへ

ダンスで盛り上がったら、ワイアナエ港へ戻って下船。バスでワイキキへ戻ります。

帰りのバスでチーズバーガーとドリンクをもらいました。このチーズバーガーが意外としっかりしてて美味しい。。

バスの中で今回のツアーに関するアンケートと、専属のカメラマンが撮影した写真が欲しい場合はメールアドレスを打ち込みます。
なんと今回撮影していた写真は 500 枚以上!60ドルで全ての写真がもらえます。せっかくなので購入しました。

感想

何より今回はイルカがすぐに見られて良かったです!
と行っても実はシーハワイで 2 回参加したのを含めて 3 回中 3 回とも数十頭の群れを見られていますし、イルカを見られる確率は高いんだと思います。
名門イルカ大学は内容盛りだくさんですが、シンプルにイルカを見たいという方はイルカ中学や、シーハワイのドルフィンスイムもおすすめです。
イルカを見て帰ってきてもまだ午後がまるまる残っているというのも嬉しいですね。

注意ポイント

下記にいくつか注意ポイントを書きましたので参考にしてみてください。

イルカを躍起になって追いかけない

イルカの群れは一旦通り過ぎても周遊してまたすぐ同じところに戻ってきてくれたりするのですが、バシャバシャと必死になって追いかけすぎるとルートを変えてしまう事があるそうです。せっかくのイルカと泳ぐ機会を減らしてしまわない様気をつけましょう。

海へ入ったらスタッフの手の動きに注目

イルカと泳ぐ際、海に入ったスタッフと船上のスタッフが連携をとって、お客さんをうまく誘導してくれます。海の中を覗きつつも、時折顔を上げてスタッフの動き、言うことに注目してみてください。

防水ケースや防水カメラのストラップは必ず体にかけておく

浅瀬であればあまり問題ないのですが、ドルフィンウォッチングをする場所は深さ10メートルほど。落としてしまうと拾うことはもちろん見つけること自体難しくなってしまいます。
防水ケースを着けて写真を撮影する場合などは必ずストラップを手首や首にかけて行うことをおすすめします。

公式サイト:名門イルカ大学公式
予約ページ:名門イルカ大学のドルフィンスイム(VELTRA)

「シーハワイ」のドルフィンスイムについても書いているのでよかったらご参考にどうぞ。
▶︎シーハワイのドルフィンスイムで30頭のイルカと泳いだお話