
オアフ島では各所で嗜好を凝らしたルアウが開催されていますが、選択肢が多くてどう選んだらいいかわからない方も多いと思います。
今回は「ルアウに行ってみたいけどどれに行けばいいかわからない」という方のために、初めてでも安心して体験できるルアウを3つピックアップしました。
- ルアウの選び方
- おすすめルアウ
ルアウ全般で共通している事
ルアウを紹介する前に、大体どのルアウでも共通のポイントを紹介します。
- 賑やかな雰囲気
- 基本的にはどれも屋外でワイワイガヤガヤ、大勢の会場でカジュアルに食事とパフォーマンスを楽しむ雰囲気です。服装も基本的には決められていません。
- 英語での進行
- どのルアウもMCが付きますが、全編英語になります。ただ、音楽と踊りを楽しむものなので何も心配はいりません。
- 生演奏
- ルアウの音楽や歌はプロミュージシャンによる生演奏が定番。目の前での演奏で生の臨場感が味わえます。

個々のルアウで違いが出るポイント
そして個々のルアウで違うポイントはこれら。
- 会場、ロケーション
- 一言でルアウと言ってもビーチサイドやホテルの屋上、ルアウ専用の全天候型会場など様々な場所がありますが、全体の雰囲気やステージパフォーマンスの見やすさにも深く関わる部分です。
- 移動と送迎
- ワイキキ内であれば徒歩やUberなどで直接会場まで行くことが出来、帰りも直接ホテルに向かえるので間違いは起こりにくいですが、ワイキキ外に行く場合は基本的に英語対応の送迎バスになります。
- 送迎バスの場合は集合時間や帰りに下車するホテルの場所に間違いがない様注意する必要があります。
- 食事のメニュー
- ルアウの要素としてかなり重要な食事。基本的にはビュッフェ形式ですが、まれにコース形式の場合もあります。ポケ、カルアポーク、フリフリチキンなど定番のハワイ料理は大抵どこのルアウでも提供されますが、その他のメニューに違いが出ます。
- パフォーマンスの内容
- ざっくり分けるとハワイの踊り中心のルアウと、他のポリネシアの島々の踊りを含むルアウがあります。ハワイ以外の踊りではハカやタヒチアンダンスが有名ですが、ルアウによってはハワイのフラのみの場合も。

このようにルアウごとに違う箇所があるのでその辺りを気にしていくと良いと思います。
ではルアウ選びのポイントが分かったところで、おすすめの3つを紹介していきます。
ポリネシアカルチャーセンター – アリイルアウ
全ての質にこだわったルアウ

正直、ポリネシアカルチャーセンターのアリイ・ルアウとその後のナイトショーに参加すれば他のルアウで経験できることはほぼ全てここで経験できます。逆に、他のルアウで経験できないことの方が多いです。
ルアウのために作られた会場

ポリネシアカルチャーセンターの特徴はそもそも施設自体がハワイ文化を広めるためにある様なものなので、ルアウやナイトショーの会場もそれらを最大限楽しめる様に設計されています。
上の写真でも分かるような若干すり鉢上になったルアウ会場はどの席からもステージが見やすいですし、ステージ側は空やヤシの木など自然の背景を見せつつも客席側は雨や風の影響を受けない構造になっています。
他のルアウ会場では完全屋外が多く、雨の場合は屋内会場へ変更になったり、風で料理が冷めてしまう事もありますが、ポリネシアカルチャーセンターではその心配がいりません。
100人規模のナイトショー

食事を取りながらのルアウとは別に、ポリネシアカルチャーセンターの場合は「HA:ブレスオブライフ」というハワイ最大規模のナイトショーも料金に含まれます。
こちらはポリネシアの島々の歌と踊りと音楽を100人規模のキャストで演じる迫力のエンターテインメントで、時折英語のナレーションが入りますが命という普遍的なテーマを題材としているので英語がわからなくても理解できる内容です。
個人的にはニュージーランドのハカと終盤のファイヤーナイフダンスは規模も大きく迫力も段違いで、何度見ても感動してしまいます。
圧倒的コスパ

最高レベルのルアウにナイトショーまでついて、さらにセンター内の各所には日本人のガイドもいるので、気になる事、不安な事は気兼ねなく聞けるという内容で価格は今回紹介する他のルアウよりも低いです。
これは、ポリネシアカルチャーセンターがハワイ最大の観光施設でありながら実は非営利団体のため圧倒的にコスパが抑えられているのです。

ワイキキから離れたノースショアにあるのがネックに思うかもしれませんが、送迎バスがあり、半日施設で過ごすことを考えれば移動時間もそこまで苦ではないと思います。
ワイキキから離れ、緑あふれる環境の中でポリネシアのさまざまな人々と触れ合う機会はハワイの中でもなかなかない機会で、お子さんにもとても刺激的な一日になると思います。
ポイント
ポリネシアカルチャーセンターの夕食にはルアウとは別にゲートウェイレストランがありますので間違えない様予約時によく確認気をしてください。
日時 | 毎週 月 〜 土曜日 17:00 〜 21:00 |
アクセス | 55-370 Kamehameha Hwy, Laie, HI 96762 |
送迎 | あり |
公式サイト | アリイ・ルアウ・レストラン |
参照ページ | ポリネシア・カルチャー・センター |
ツアー詳細 | ポリネシアカルチャーセンター – 園内散策&ハワイ最大規模のダンスショーを満喫! |
ロイヤルハワイアンホテル – アハアイナ・ルアウ
最高のロケーション

続いてのルアウはワイキキの真ん中、ロイヤルハワイアンホテルで行われているアハアイナルアウです。背景にワイキキビーチとダイヤモンドヘッドを見ながらのルアウはワイキキの思い出を象徴する光景になると思います。
唯一無二のロケーション

アハアイナルアウの一番の特徴はなんと言ってもロケーション。
これまで数々の国賓やセレブが訪れ、ピンクパレスとしてお馴染みのロイヤルハワイアンホテル。その中でワイキキビーチ&ダイヤモンドヘッドという「ザ・ワイキキ」という背景を見ながら時間を過ごすルアウは唯一無二です。
ワイキキの中心地

ワイキキにあるため、送迎の時間や帰りのホテルにあくせくする必要もありません。
次に紹介するヒルトンのワイキキスターライトルアウと比べて開けた空間で空や海の自然を感じることができるのが魅力の一つ。
スリーコースメニュー

通常ルアウはビュッフェスタイルが定番ですが、こちらは前菜、メイン、デザートのスリーコース。

私の一番の大好物カルアポーク(↑の画像左上)があるのはグッドですが、ポケやロミロミサーモン、フリフリチキンなど他にもたくさん美味しい料理があるのですがこれらは含まれていません。
ボリュームは充分あると思いますが、ルアウの食事として考えると少し寂しい気もします。

ロイヤルハワイアンホテルは1927年創業で数々の国賓やセレブが滞在してきた最高級リゾートホテル。
高級ホテルにワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッドと、ワイキキを凝縮したような時間を過ごせると思います。
せっかくなのでホテルの中も探索してみてください。
日時 | 毎週 月、木曜日 17:30 〜 20:00 |
アクセス | 2259 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815 |
参照リンク | ロイヤルハワイアンルアウ ~アハ アイナ~ |
価格・空席確認 | アハ アイナ(ルアウ)ロイヤル セレブレーション(VELTRA) |
ヒルトンハワイアンビレッジ – ワイキキスターライトルアウ
金曜日は花火を特等席で見られる

ワイキキ徒歩圏内
もしワイキキ内を希望するのであれば、ヒルトンハワイアンビレッジで行われているワイキキスターライトルアウもおすすめです。
金曜日はワイキキ観光で有名なヒルトンの花火も楽しめるプランになっているのでそちらも一石二鳥でお得。
通常時は屋上の特設ステージですが、金曜日は芝生の上にテーブルを並べていて、巨大なガーデンパーティの様な雰囲気。本来のルアウの姿に近いかもしかもしれません。
金曜日はヒルトンの花火も見れる

ワイキキの金曜日の定番イベントといえば、ヒルトンの花火。毎週ワイキキビーチで花火がよく見えるポイントを目指して、ワイキキ滞在中の観光客が大移動します。
金曜日のワイキキスターライトルアウは通常時と場所を変えて、花火を目の目の前で楽しめる一石二鳥なプランになっています。
ビュッフェ

こちらはビュッフェなのでアハアイナルアウと比べてより多くのメニューを楽しめますし、気に入ったものをおかわりしに行けるのが良いですよね。
ハワイ料理をあまり食べたことのない人是非は色々と試してお気に入りのハワイ料理を見つけてください。意外と日本人の味覚に合うものが多いです。
ポイント
ゴールデンシートだと食事を取りに行くまでに待ち時間が結構あるそうなので、ステージに近く食事も優先的に取りに行けるダイヤモンドプレミアをおすすめする方が多いです。
日時 | 毎週 日、火、水、木、金曜日 17:30 〜 20:15 ※6月~10月は夏季スケジュールのため時間がすべて30分繰り下げとなります。 |
アクセス | 2005 Kalia Rd, Honolulu, HI 96815 |
価格・空席確認 | ワイキキ・スターライト・ルアウ(GetYourGuide) *プロモコード「HALEKAA」入力で5%オフ |
以上、ハワイ初心者にも安心のおすすめルアウを3つ紹介しました。是非ルアウ選びの参考にしてください。
オアフ島の他のルアウも気になる方は↓の記事もチェックしてみてください。