【絶景】ハワイ・カウアイ島のおすすめアクティビティ!セスナツアー体験レポート

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ナパリ・コースト

カウアイ島は絶対に空から見る必要がある

突然ですが、カウアイ島の人気アクティビティの一つにヘリコプターやセスナ機で空からの景色を眺める「遊覧飛行ツアー」があります。
このページに来られる方の多くは「参加しようか考え中」なのかなと思いますが、結論から言うとカウアイ島に来たら是非一度は参加することをおすすめします。

なぜかというとカウアイ島は手付かずの自然がとても多く、一番の魅力といえばその景観なんですが、道路も通っていないような場所がほとんどで島の土地の 80 %は人々の生活にも使われていないと言われています。

ただ、その80%を見てみないとカウアイ島の自然の素晴らしさは分からない…。なので空からぐるーっと周って見るのがおすすめなんです。

私も初めてのカウアイ島でセスナのツアーに参加しましたが、本当に参加してよかったと思います。この記事にも写真を載せますが、本当に綺麗な景色が次から次へと見れました。

ツアー情報:カウアイ島・遊覧飛行ツアープラン一覧

ウィングス・オーバー・カウアイのセスナツアー

今回は私が実際にウィングス・オーバー・カウアイのセスナツアーに参加した撮影して写真とともに体験レポートを書きたいと思います。

ツアーページ:
セスナ遊覧飛行<リフエ空港発/英語ガイド>

 

ツアー概要:
リフエ空港を発着地として、約 1 時間をかけてカウアイ島の様々な風光明媚なポイントを巡るツアー。
まず南側の海岸線を周り、ハナペペ渓谷を訪れジュラシックパークの滝を見学。そこから高度を上げ、太平洋のグランドキャニオンとも称される広大なワイメア渓谷とナ・パリ・コーストの海岸線を合わせて鑑賞。そのまま海岸線に沿って飛行を続け、ハナレイビーチから山間部を飛行。広大な森の上を飛行し、リフエ空港に帰着。

フライトコース:

  1. チェックイン & 搭乗
  2. リフエ空港 〜 ポイプビーチ
  3. ワイアレアレ山(南側) 〜 ワイメア渓谷
  4. ナパリコースト 〜 トンネルズビーチ
  5. ワイアレアレ山(北側) 〜 リフエ・コロア森林保護区
  6. ワイルア滝 〜 リフエ空港

チェックイン & 搭乗

リフエ空港に併設されている窓口でチェックインします。

オアフからの飛行機が着陸した時の建物からは別の建物なので要注意。メインのターミナルから歩いて 10 分ほどの小さな建物に窓口があります。ここで15分ほどツアー内容の説明を受けます。

説明が終了したらいよいよ滑走路へ出て行き、停まっているセスナ機に乗り込みます。

完全にイケてるパイロットさん。

そして離陸。飛行機の音がすごいので、ヘッドセットのマイクを通して会話します。英語ですが、フライト中に見える景色に関してパイロットさんが色々と説明してくれました。

リフエ空港 〜 ポイプビーチ

離陸してすぐ、ホクアラゴルフクラブのコースが見えます。

こちらはナウィリウィリ湾。奥に見えるフレイア川はインディ・ジョーンズシリーズの「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」の撮影に使われたそう。

このフレイア川をカヤックで登るツアーもあるそうです。
ヒドゥン バレー(Hidden Valley)の滝をカヤックで巡り、カウアイをハイキングで冒険

まずは島の南側の海岸線沿いを飛行。この写真はキプカイビーチといって、ロストワールド/ジュラシックパークの冒頭で女の子が小さな恐竜に襲われるシーンが撮影されました。

とても綺麗なビーチですが、地図を見ると道路が全く通っていません。海から行くか尾根を越えていくしかないため、ほとんど人は来ないんではないでしょうか。

こんなに綺麗なビーチなのにもったいないと思いつつ、そういうところもカウアイ島らしいのかもしれませんね。

お気に入りの一枚。「ポイプ」というエリアです。

上の写真に写っているのはポイプビーチ。透明度が高く、シュノーケリングにおすすめ。浅瀬でもたくさんの魚が観れます。
ポイプビーチ でのシュノーケリングについては下記の記事でも紹介しているので是非。
▶︎【透明度抜群】カウアイ島のポイプビーチでシュノーケリング

突如広がる広大な畑。実はこの辺り全てがカウアイ・コーヒーの畑で、アメリカのコーヒー農場の中で一番広いとのこと。

しばらく海岸線沿いをフライトした後、島の内陸の方へ向かっていきます。一気に人の気配がなくなり、自然の中に飛び込んでいく感じ。

ワイアレアレ山(南側) 〜 ワイメア渓谷

山の中にポツンと見えるこちらの滝はマナワイオプナ滝といって、ジュラシックパークに登場する滝。
シリーズ一作目の序盤、主人公たちがヘリコプターで島に降り立ったシーンや、映画終盤にティラノサウルスとラプトルから逃れた後のシーンがこちらで撮影されました。 

島の中心部にはカウアイ島で一番標高の高い(1,544 m)ワイアレアレ山。一年で雨の降らない日がほとんど無く、ここが地球上で一番湿った場所なんだとか。

雲の中で降った雨がそのままいくつもの滝になって降りているのが見えますね。この特殊な環境がこの山独特の形を生み出しています。

そしていよいよワイメア渓谷へ。

ハワイのグランドキャニオンと呼ばれ、カウアイ島の中でも 1、2 を争う有名スポットであるワイメア渓谷。地層の模様がすごいですね。先ほどのワイアレアレ山の雨が流れ、400 万年もの間侵食され続けているため、最大で 1 キロ以上の深さをえぐられているそう。

深くまでえぐられた形は長い歴史の賜物。ハワイ諸島で一番古いカウアイ島ならではの光景です。
このワイメア渓谷を陸路で、日本語ガイドが案内してくれるツアーもあります。
ワイメア渓谷観光ツアー ポイプ潮吹岩+ハナペペ渓谷<半日/日本語ガイド>

うっそうとした山間部を島の北西方向へ抜けると、目の前にはまた青い空と海が広がります。ここはヌアロロという地名で呼ばれるあたり。

お次はワイメア渓谷と並んでカウアイ島の二大絶景と言ってもいいナパリコーストへ。

ナパリコースト 〜 トンネルズビーチ

まず目につくのはホノプビーチ。二つのビーチに分かれている様に見えますが、実は真ん中の岩の下はトンネル状になっていてビーチはつながっているんです。


Pinterest

神聖な場所ということでボートやカヤックを乗りつけることが出来ません。隣のカララウビーチか沖に浮かべたボートから泳いで上陸するのが唯一許された方法だそう。

ロストワールド:ジュラシックパークで島に上陸するシーンにも映っています。

こちらが有名なナパリコースト。崖のような山が直接海に入っていくような、カウアイ島の代名詞とも言える海岸線です。カウアイ島の風景といえばここを思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか。ここもジュラシックシリーズで登場しています。

この風景をヨットから目の前で見ることができるセーリング&シュノーケリングツアーもあります。
ナ・パリ・コースト セーリング シュノーケリング付き<朝食・ビュッフェ昼食>

森の緑と海の青、そして砂浜の白のコントラストがものすごく綺麗ですね。人工物が全く目に入らず、どこかの無人島を見ている様です。

また綺麗なビーチが出てきました。こちらはハエナ・ビーチパーク。
画になる風景ばかりです。

すぐ隣にはトンネルズビーチ。上の写真を見ても分かる通りサンゴが豊富で、シュノーケリングやダイビングに人気のビーチです。次回カウアイ島に来たらここでシュノーケリングをしてみたい…。

海岸線を見下ろしながら島の北側まで周り、ハナレイ渓谷へ。

こちらはハナレイ渓谷。パッチワークの様に広がっているのはタロイモ畑です。

ハワイ州で消費されるタロイモの7割以上がカウアイ島で生産されているんですが、そのほとんどがここハナレイ渓谷のタロイモ畑で作られています。

そしてまた山間部に入っていきます。

ワイアレアレ山(北側) 〜 リフエ・コロア森林保護区

雲から降りる壁の様な山とそこに流れる滝が本当に神々しいです。

滝の流れが長い時間をかけて奥へ奥へと山をえぐって行っているのがわかります。

海底火山から生まれた島も、こうして侵食されてやがてまた長い時間をかけて太平洋に消えていくんですね。そう考えるとこの綺麗な風景を目の当たりにできるのをより特別に感じます。

そして今度は島の東側へ向かって山間部から抜けていきます。

見渡す限り一面に広がる森。リフエ・コロア森林保護区と呼ばれる地帯です。
色んな緑が混じり合う森はなんだかジブリの世界のよう。

その緑の多さから「ガーデンアイランド」とも呼ばれているカウアイ島ですが、たしかにこれは納得。

ワイルア滝 〜 リフエ空港

壮大な自然風景が続いたと思ったら突然可愛らしい滝を発見。

実はこの滝はワイルア滝と言ってこちらも人気観光スポットなんです。上から見るとミニチュアみたいですが、実際の滝の落差は約 25 メートルあります。

気づいたらリフエの街の上空に来てました。

ということで絶景の連続だった空の旅も終了。すごかった…。

飛行機から降りた時にパイロットさんにチップを渡しました。

感想

大満足でした。陸地の緑と海の青の鮮やかなコントラスト、ワイメア渓谷や雲から伸びる滝の神々しさ、そして長い歴史を感じる島の造形など、ずっと素晴らしい景色が続いてました。
ハワイ諸島の中で一番古い島であるカウアイ島。500 万年以上前に誕生してから長い年月をかけて雨風が形作った景観はオアフ島とは全く違ったものでした。
カウアイ島に着いてすぐこのツアーに参加できるのも魅力です。

予約ページ:セスナ遊覧飛行<リフエ空港発/英語ガイド>

注意点

明るい色の服を着ていると窓に反射してしまうので気をつけてください。私は今回黒を着ていたので写真も綺麗に撮れました。