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2021年11月、コロナ禍が始まって初めてハワイ旅行へ行ってきまして、もはや私にとって恒例になっているポリネシアカルチャーセンターにも約 2 年半ぶりに行ってきました。
事前に調べた情報では、コロナ禍で入場できる人数を制限していたりツアーガイドをつけるパッケージは止めていたりと、なんとなく規模を収縮している様子。
なので少し寂しい感じになっているのかなと思っていたんですが、実際行ってみると全く寂しいことはなく、コロナ禍にうまく適応、というかむしろ以前よりもパワーアップすらしている様でした。
なんというか、推せすぎました。
今回はポリネシアカルチャーセンターがコロナ禍でどのように変化したのかお伝えしますので、ぜひ次回のハワイ旅行の参考にしてみてください。
目次
1. 現在休止しているもの
とはいえまずは休止していることについて。
- 日本語ガイドの送迎バス(英語ガイドの送迎バスはあり)
- お昼のカヌーショー「HUKI」
- ガイド付きのツアー
- ハワイアンジャーニーシアター
- 一部のスナックバー
送迎バス
レンタカーなど使わない場合は PCC の送迎バスが必要かと思います。
通常時は日本語ガイド付きのバスがありましたが、現在は英語ガイドのみとなっています。
お昼のカヌーショー「HUKI」
また、お昼のカヌーショー「HUKI」に関しても残念ながら休止中。
その分フキラウマーケットプレイスを回ったり後述の「パウンダーズ・レストラン」でお昼を食べて過ごすのも良いと思います。
ガイド付きのツアー
そして、ツアーパッケージも現在は下記4つとなっており、ツアーガイド付きのパッケージは「限定スーパー・アンバサダー」のみに限られています。
「限定スーパー・アンバサダー」以外のパッケージはツアーガイドが付かないので自分たちで園内を見て回ることになります。
園内スケジュールも公式サイト上にありますが、コロナ禍で変則的なスケジュールになっている場合もある様なので園内の村人に聞いてみるのも良いと思います。
では、本題の進化・変化した部分をご紹介します。
2. さらに洗練されたルアウショー
まず一番驚いたのはアリイ・ルアウの変化でした。ルアウ全体のテーマが新しくなり、料理もより多彩に、そして美味しくなっていました。
以前はポリネシアの各島々の音楽と踊りでバラエティに飛んだパフォーマンスでしたが、「オニパ・ア」(『揺るぎない信念』の意)と名付けられた新バージョンは全体を通してリリウオカラニ女王を讃える内容となっています。
つまり全編ハワイアンミュージック&フラで構成されています。
一方、他のポリネシアの島々の踊りやファイヤーナイフダンスはというと、ナイトショー「HA・ブレスオブライフ」でルアウよりも大規模なものを見せてくれます。
席へ案内されるとルアウの内容を紹介するパンフレットが。
リリウオカラニは作曲家としても数多くの楽曲を残しており、彼女の書いた曲を中心にパフォーマンスが展開していきます。
もちろん彼女の代表作の一つである「アロハ・オエ」も。
リリウオカラニの音楽を演じるだけでなく、リリウオカラニを迎えるセレモニー、リリウオカラニを全面にあしらった内装などもあり全体的に統一されています。
ちなみに「オニパ・ア」(『揺るぎない信念』の意)は彼女のモットーとしている言葉だったそう。
あくまで個人的な感想ですが、ルアウとしては新バージョンの方が洗練されていて、さらにハワイアンな内容に統一されたことでナイトショーもより新鮮な気持ちで楽しめると思います。
▶︎ポリネシアカルチャーセンターのお食事処 アリイ・ルアウ編
3. より美味しく多彩になった料理
料理に関しては、元々フキラウマーケットプレイスのパウンダーズレストランにいたシェフが PCC 全体の料理を統括するということで、アリイ・ルアウそしてゲートウェイレストランの料理がさらに美味しくなったそう。
アリイ・ルアウ
実際にアリイ・ルアウの料理を食べましたが、個人的にはマグロのポケやピピカウラは明らかに以前よりさらに美味しくなっていましたし、料理の種類自体も以前より増えていました。
お魚やお肉をその場で切ってくれるスタンドが新設されたり、より豪勢になっています。
また、テーブルにつくなりパイナップルの器に入ったピニャコラーダが無料で全員に配られていました。
これも以前は通常メニューとは別料金で販売されていたものなのでお得感がすごいです。
ちなみに刺さっているストローは竹で作られたもので、持ち帰り自由です。
パウンダーズ・レストラン
PCC に隣接するフキラウマーケットプレイスのパウンダーズ・レストランの食事もパワーアップしました。
こちらは新たなマスターシェフが就任したことによりさらに改革が行われた様です。
この方がマスターシェフに就任したグラハム・エリオット氏なのですが、彼は米国でわずか 15 軒しかない二つ星レストラン「グラハム・エリオット・ビストロ」のオーナーで、これまで FOX TVの MasterChef やエミー賞を受賞した Top Chef など人気料理番組の審査員も務めてきた方だそう。
いくつか料理を紹介します。
焦がしマヒマヒのサラダ、アヒポケのナチョス
サラダのマヒマヒはどこか日本っぽい味付けが印象的で、外側カリッとした上でとろみのあるタレがかかっていてとても美味しかったです。
アヒポケのナチョスはスパイシーマヨネーズが効いていて、タロイモのチップスが使われていたりパイナップルの果実が乗っていたり、ハワイが凝縮された感じでとても美味しかったです。
こういったおしゃれな料理にもフリカケを使うのもハワイならではです。
ハワイアンマンゴーピザはたっぷりのチーズとベーコンの塩気に、マンゴーの爽やかな甘みが合わさった逸品。
意外と軽く食べられたのが印象的でした。
こちらのチャーシューポークチョップにはマンゴーのサルサがかかっていて、下にはムラサキイモのマッシュポテト。青梗菜はチャイニーズっぽさも感じます。
食べて美味しいのはもちろん、見た目も綺麗でさらにハワイ、ポリネシアの食材をふんだんに使った「ここならでは」の料理がたくさんありました。
時折感じる東アジアっぽい味付けも、アジア系移民を多く受け入れてきたハワイらしさを感じます。
PCC に行く前のランチに使う方も多いと思いますので注目です。
4. 進化するナイトショー
続いて、ナイトショー「HA・ブレスオブライフ」にも少し変化がありました。
女性のファイヤーナイフダンサー
まず、ナイトショーの一番盛り上がりどころともいえるファイヤーナイフダンスですが、女性のダンサーが加わっていました。
ファイヤーナイフダンサーであるお父さんや従兄弟のお兄さん達に教わったそうですが、これもまさに「ポリネシア・カルチャー」ですよね。
下記の動画を見るとわかる通り素晴らしいテクニック。
というかこの日園内で火のついていない棒を回してみたんですが、彼女達はすごすぎて同じ人間とは思えないです。
また、園内のラグーンを行き来するカヌーを操るカヌープッシャーにも女性が新たに加っていたのも印象的でした。
ショーのストーリーがさらに理解しやすく
もう一つ、細かい変化ですがショーの各演目が始まる際、ステージ両脇のモニターに国名とサブタイトルが表示されるようになりました。
主人公マナが成長していく様子をさまざまな国の音楽とダンスを通して演じるのですが、下記の様に表示されるのでストーリーについていきやすくなりました。
国名 | サブタイトル |
Tonga | Birth |
Hawaii | Childhood |
Aotearoa | Growing Up |
Samoa | Love |
Tahiti | Marriage |
Fiji | Family |
もともとストーリー自体は普遍的でシンプルですが、それがさらに理解しやすくなる変更です。
そしてもちろんコロナ対策も実施。
ダンサーはフェイスガード着用ですがそれを全く感じないほど突き抜けてくる気迫はさすがでした。
5. ツアーガイド無しでも楽しめる工夫
冒頭でも少し触れましたが、現在ツアーガイドがついて案内してくれるパッケージは「限定スーパー・アンバサダー」のみとなっており、基本的には自分たちで園内を見て回る必要があります。
ただ、その分園内にいる村人たちがとても積極的に声をかけてきてくれ、ショーやアクティビティの時間や、リアルタイムで何を楽しむことが出来るかを案内してくれました。
また、公式アプリ(英語)を使えば各村のプレゼンテーションやアクティビティの開始時間を確認することもできます。
これまでツアーガイドが担っていた部分をなるべく他の形で補填して、ツアーガイド無しでも可能な限り楽しめるよう工夫されています。
6. まとめ
いかがだったでしょうか。
2020 年に始まったコロナ禍の影響は PCC にとっても大きく、2020 年 3 月から 2021 年 1 月までは約 10 ヶ月間の休園を余儀なくされていました。
冒頭で紹介した通り現在でも一部休止している様なものはありますが、それを気にさせない満足度。
海の向こうで止まらず進化し続ける PCC の逞しさにとても感動しました。
ポリネシアと直に触れ合いハワイをさらに知ることができるポリネシアカルチャーセンター、次回のハワイ旅行でぜひ体験してみてください。
価格・詳細確認:パッケージ・料金|ポリネシアカルチャーセンター公式
具体的なツアーの内容も下記の記事で詳しく書いていますので是非参考にしてみてください。
▶︎ポリネシアカルチャーセンターの食事からナイトショーまで!一日丸ごとレポート
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